1951-10-25 第12回国会 参議院 内閣委員会 第2号
それでこの賜與の内容はいわゆる祭祀或いは特に亡くなつたかたに祭祀料を給わるとか、神社に幣帛料を出されるとか、各種の賜與に出ておるのでございますが、なおここ数年、いわゆる大きな災害でございますとか、学術奬励でございますとか、その他毎年、殆んど定例的に出ますものがございまして、これを毎年特別議決を頂いておりますのが二百五十万円でございます。
それでこの賜與の内容はいわゆる祭祀或いは特に亡くなつたかたに祭祀料を給わるとか、神社に幣帛料を出されるとか、各種の賜與に出ておるのでございますが、なおここ数年、いわゆる大きな災害でございますとか、学術奬励でございますとか、その他毎年、殆んど定例的に出ますものがございまして、これを毎年特別議決を頂いておりますのが二百五十万円でございます。
それから学術奬励、発明奬励という意味におきます賜與といたしましては、例年の例によりまして、日本学士院に対して恩賜賞の資金を出しておられます。それから社団法人発明協会に対し、多年に互つて発明に寄與されました実績に徴しまして、奬励の賜與をされているのでございます。
○伊藤説明員 学術会議と学術奬励審議会との関係は、ただいま大臣が申し上げたようなことでございまして、学術会議は先ほどからいろいろ御説明がありましたように、わが國の学術の研究をどういうふうにやつて行くかという大きい國家的な方針をきめて参ります。
○松本(七)委員 その次は二十四條に審議会の規定がありますが、その中に学術奬励審議会というものがある。この設置の目的を、「学術の奬励、及び普及に関する事項を調査審議すること。」こういうように非常に漠然と規定してあるのですが、これの内容をはつきりしていただくことと、特にこの学術奬励審議会と日本学術会議との関係はどうなんですか。
○高瀬國務大臣 学術奬励審議会というのがありまして、これと日本学術会議との関連についての御質問でありました。学術奬励審議会というのは、学術会議のような非常に廣汎な根本的な学術振興に関する問題を審議する機関では全然ないわけでありまして、省内の学術奬励について文部省として必要な事柄についてのこまかい審議をする機関であります。
それから第二の点につきまして、文部省の設置法の第二十四條に、学術奬励審議会というものが設けられることになつておるのでありますが、この審議会につきましては、先程御説明申上げました通りに、非常に數が多くなりますので、いろいろ現在、或いは又將來文部省に置かるべき審議会なり、委員会なりというものを、分科会の形を以て包括いたすような方針を採つておりますので、学術奬励審議会という言葉が、日本学術会議なり、その他
現在栄典授與ということは、一般的には一時関係方面の考えもあつて停止しておりますけれども、御承知の通り、過般文化勳章を藝術家その他に授與するということもありましたし、学士院の会員に推薦するとか、その他学術奬励のために奬励金を出すとかいうことはいたしておりますが、しかしこれをもつて足れりとするのではないので、なおお考えがありましたならば十分研究をいたします。